自信のつけ方

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自信とは

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自信とは、自分を信じる心のことです。
自信が無いという状態は、自分を信じられないということになります。
では、自分を信じるとはどのようなものでしょうか。
自信があるとは、簡単に言うと「自分を正しく認知して頼れている」ということです。
自分を正しく認知するというのは、主観や妄想をいれずに自分を知るということです。
自信がない人は、自分を過小評価していたり、願望と現実を一緒にして理想ではない自分は自分ではないと思い込んだりしています。
これは、本来の自分を認知できていないと起こる現象です。
また、自分を頼れているというのは、自分を否定していないということです。
自信がないという方は自分を否定しているために頼ることが出来ず行動する事が出来ない状態にあります。

ここでは、自信をつけ方考えていこうと思います。

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自信が無い状態とは

自信画像2

まずは、自信が無い状態が発生するプロセスを考えてみましょう。
自分がやりたい、又はやらなければいけないことがあるとしましょう。
そこで、どのような方法で行い、どのような結果が出るのかを考えます。
簡単なことなら成功する可能性が高いと判断して実行に移せます。
ですが、自分が難しいと感じたことに対してはいくつかの「感情から発生した思考」が介入します。
自信がない人はこの思考が「失敗したら辛いからやめようよ」「疲れる上に失敗するかもしれないから止めよう」と言って行動の邪魔をします。
これを対外的に表現すると「自信が無いから」ということになります。
行動を成功させたいという感情がありつつも、失敗を想像して葛藤している状態です。

人の感情は「喜びたい、満足したい」と思っています。
それと同時に「辛い目にあいたくない、悲しみたくない」とも思っています。
これは、誰かに教わったのではなく、元々誰もが持っているものです。
自信が無いという方は、この「辛い目にあいたくない、悲しみたくない」という自己防衛が強いことにより、「喜びたい、満足したい」という向上心を邪魔している状態です。
楽をして生きていければ本来良いのですが、現実はそう甘くありません。
少し話がそれますが、社会の仕組みを考えてみましょう。
喜びを得るためにはマイナスになる行動をとらなければいけない事がほとんどです。
社会という仕組み自体がこれを生むようになっています。
プラスが発生する時はマイナスが発生します。
プラスばかり獲得するという事は、マイナスを誰かがかぶるという事です。
現在の社会の仕組みは、出来るだけこれをみんなで分かち合うようになっています。
格差が生まれないようにして、平穏な社会を作ろうとしているからです。
向上心を満たすためには辛い事もしなくてはいけないということです。

では、話しを戻して、逆に自信が有るというのはどのような状態でしょうか。
自信がない人から見ると「活力がある」「失敗を恐れない」「努力をしている」などの人が自信がある人ではないでしょうか。
ですが、「辛い目にあいたくない、悲しみたくない」と思っていない訳ではないのです。
自信がある人も自信が無い人と同様に「辛い目にあいたくない、悲しみたくない」と思っています。
自信があるないではなく、根本のどちらを優先するかというのが自信のあるないになるという事です。
簡単に言うと、「辛い目にあいたくない、悲しみたくない」よりも「喜びたい、満足したい」の方が強い人ということです。
それは、自分の中の話しですので、自分で変える事が出来ます。
自信は外部から得るものではなく、自分の中で発生させるものなのです。

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自信と驕り

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自信に近い言葉で驕り(おごり)というものが在ります。
驕りとは、過信や思い上がりのことですが、自分を正しく認知していない場合は自信が驕りになってしまう場合があります。
自分を信じる場合、自分を知らなければ信じる事はできません。
また、正しく認知していなければ間違った自分を信じてしまうことになります。
驕りの場合、本当の自分から目を背けているか、間違った認知をしていることによって過信となり本来の自信とはズレてしまいます。
客観的に見ると本人とは不相応な自信が驕りということです。
見方を変えると、本来の自分を正しく認知できていないと正しい自信は生まれないということです。

自信が無いという方は、驕りが良くないものと思っている場合があります。
確かに上記のような驕りは良くない場合がありますが、自信と驕りを同じものと考えている人も少なくありません。
なにが自信でなにが驕りなのかをもう一度考えてみるのも、自信をつける一つの方法かもしれません。

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「自信が無い」の反対は「自信が有る」ではない

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自信が無いという方は、自信を持って行動している人を「自信を持っている」と思いがちです。
ですが、自信というものは結果的に持てるもので、最初から持っている訳ではありません。
例えば、暗闇の中にいるとしましょう。そんな時でも歩き出す人は「暗闇の中でも見えている」訳ではありません。
そこに座り込んでしまう人と同じように見えてはいないのです。
自信も同じで「自信がある」から行動しているのではなく、何らかの理由があって行動を起こします。
自信が無いから行動しないというのは、行動する理由よりも行動しないという理由の方が強いという事です。
結果、いつまでも自信がもてないという事になります。
自信は行動の結果でしか獲得する事が出来ないからです。
同じ条件で行動を起こすか起こさないかを決めているのは自信ではなく、目的や理由の強さではないでしょうか。
要するに、最初から自信がある人はいないということです。 自信を持っている人と持っていない人の差は、経験の差であり、経験の差は何度行動を起こしてきたかで決まります。
自信が無いという意味と自信が有るという意味は、反対の意味ではなく時系列でつながる言葉ではないでしょうか。

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自信のつけ方

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前述もしましたが、自信というものは成功した時に得られます。
自信があるという人は成功したことにより結果的に自信が有るという事で、最初から持っていた訳ではありません。
では、成功した人が何故成功できたのかを考えてみましょう。
実は、行動を起こせる人の状態は2種類に分けられます。
1.失敗と成功を繰り返してきて成功した事に対して自信を持っている人
2.結果は分からないが達成したいと思い行動する人
です。
そして、上記の二つはループしています。
2の人が繰り返し行動する事によって1になります。
更に2の気持ちを持っているとまた行動をして1になります。もちろん失敗もするので1にならず2に戻る場合もあります。
きっかけは2ですが、その繰り返しを行っている人が本当に自信がある人です。

では、自信が無い人が自信を持つにはどうしたら良いでしょうか。
行動を起こすことが大切ですが、そのためにも必要なことがあります。

まずは、自分を正しく知ることです。
客観的に自分を見て、事象に対してどの程度実現可能かを知らなければ不安ばかりがつのっていきます。
自分を過小評価している場合や、自分に対して願望の上書き(自分はこうでなければならない)などがあると、正しい自分では計れなくなってしまいます。正しくないのですから結果を予測したとしても「妄想」なので不安はいつまでも拭えません。
そして、その不安が行動を抑止してしまいます。
自分を正しく知るには、自分と対話し客観的な評価をすることが大切です。
自分と対話というのは、自分の感情や考え方、能力などをしっかり把握するために、自分と向き合うということです。
自信がない方は今の自分から目を背けがちです。それは、『自分はもっと出来なければならない』と思っているので、自分を見ることを無意識的に避けているからです。
また、客観的な評価も同じで、『自分はもっと出来なければならない』と思っていると評価が厳しくなります。
今の正しい自分をしっかり確認する事が自分を正しく知るということです。

次に、自分を正しく知った後は、その自分を否定しない事が大切です。
「出来るかどうかわからない」というような場合、「どうせ自分では無理だ」と自分を否定してしまうと行動が抑止されてしまいます。
また、未来の自分を否定する事も自信が無い状態といえます。
失敗した時の自分を想像して、それが現実のように感じていると自信が無い状態に陥り、行動が出来なくなってしまいます。
今とこれからの自分を否定することは自分で自分を見捨てるようなものです。
そうすると、自分を頼りには出来ないという思い込みになってしまいます。
否定するのではなく、「自分でも出来るかもしれない」と自分に言ってみると出来たときの予測をしますので、そのプロセスである「どうすれば出来るか」を考えるようになります。
足りない部分があれば努力をして、必要なものを獲得していきます。
不安を打ち消すための努力が出来れば、成功する確率を上げていくこととなります。
今の自分を客観的に見て、正しく認知すると同時に、成功するための思考をすることが自信を持つための基本プロセスです。

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